「好きな人ができると、相手のことで頭がいっぱいになる」
「ちょっと返信が遅いだけで、不安で何も手につかなくなる」
「付き合い始めはうまくいくのに、だんだんしんどくなってくる」
そんな経験はありませんか?
私自身も、
・相手に合わせすぎて疲れてしまう
・好きになるほど不安が強くなる
・嫌われたくなくて本音が言えなくなる
・結果的に、関係が崩れて自己嫌悪になる
という恋愛を、何度も繰り返してきました。
でも今は、はっきり言えます。
ADHD傾向がある人が恋愛でつまずきやすいのは、「魅力がないから」でも「向いていないから」でもありません。
この記事では、
・なぜADHDの人は恋愛で疲れやすいのか
・なぜ不安になりやすいのか
・どう考えると少し楽になれるのか
を、体験ベースで整理していきます。
ADHDの人が恋愛でしんどくなりやすい理由
ADHD傾向がある人の恋愛がつらくなりやすい理由の一つに、
感情の振れ幅が大きい
相手への集中度が極端に高くなる
という特性があります。
たとえば、
・好きになると、その人のことばかり考えてしまう
・相手の言葉や態度を何度も思い返してしまう
・ちょっとした変化に強く反応してしまう
・連絡が来ないと、ずっと気になってしまう
こうした状態が続くと、
恋愛が楽しいものではなく、「消耗するもの」になってしまいます。
好きな人のことが気になりすぎて、
他のことが手につかなくなってしまうこともあると思います。
頭では「やらなきゃ」と分かっているのに、
思考が散らかって何も進まない感覚になることも少なくありません。
その状態については、こちらの記事で体験ベースで整理しています。
▶ ADHDで集中できない人へ
「重い」「めんどくさい」と言われやすいのも、特性の影響が大きい
ADHD傾向がある人は、
・好きな気持ちが強く出やすい
・不安を感じやすい
・感情をうまく抑えられないことがある
といった特徴を持つことが多いため、
「重い」
「依存っぽい」
「めんどくさい」
と言われてしまう経験をしてきた人も少なくありません。
でもそれは、
愛情が深すぎただけ
相手との距離の取り方を知らなかっただけ
というケースがほとんどです。
性格が悪いわけでも、価値が低いわけでもありません。
恋愛で一番つらいのは、「相手よりも、自分を責め続けること」
恋愛がうまくいかないと、
・どうして私はこうなんだろう
・もっと普通に恋愛できればよかった
・やっぱり自分は面倒な人間なんだ
と、自分を責める思考に入りやすくなります。
特にADHD傾向がある人は、
・過去の出来事を何度も思い返してしまう
・感情が長く残りやすい
・一つの失敗を大きく捉えやすい
という特徴があるため、
恋愛の失敗が自己否定に直結しやすい構造になっています。
「どうして私はこんななんだろう」と
自分を責め続けてしまう感覚が強い人も多いと思います。
そのしんどさについては、こちらの記事でより深く整理しています。
▶ ADHDの悩みがつらい人へ
恋愛がうまくいく人との違いは、「魅力」ではなく「距離感」
恋愛がうまくいっている人を見ると、
「自分とは何かが違うんだろうな」
と感じることがあるかもしれません。
でも実際には、
・相手に入り込みすぎない
・自分の時間をちゃんと持っている
・相手の反応ですべてを判断しない
という、「距離感」が違うだけのことが多いです。
ADHD傾向がある人は、
・好きになると相手中心になる
・相手の感情に振り回されやすい
・自分の軸が薄くなりやすい
という傾向が出やすいため、
恋愛の中で自分を見失いやすくなります。
こうした「距離を取りすぎても苦しい、近づきすぎても苦しい」
という感覚は、恋愛に限らず人間関係全体で起きやすいものです。
人間関係そのものがしんどくなりやすい人向けに、
こちらの記事でも整理しています。
▶ ADHDで人間関係がしんどい人へ
恋愛を「頑張る」ほど、苦しくなることもある
私自身、過去を振り返ってみると、
・嫌われないように必死に合わせていた
・相手にとって都合のいい存在になっていた
・本音を我慢して関係を維持しようとしていた
という恋愛ばかりしていました。
でも、あるとき気づきました。
恋愛がうまくいかないのではなく、「無理な恋愛の仕方」をしていただけだった
ということに。
・無理して合わせない
・しんどい関係からは距離を取る
・「不安になる恋愛」は見直す
こうした視点を持つようになってから、
恋愛での自己否定がかなり減りました。
ADHD全体の悩みと解決策をまとめたページはこちら
▶ ADHDの悩みまとめページ
それでも「どうすれば変われるのか分からない人へ」
ここまで読んで、
・頭では分かるけど、恋愛になると感情が制御できない
・距離を取った方がいいと分かっていても、できない
・毎回、同じパターンを繰り返してしまう
と感じている人も多いと思います。
私自身も、「分かっているのにできない」状態が長く続いていました。
そういうときに役立ったのは、
・感情が暴走しやすい前提で設計された考え方
・完璧にできない人向けの方法
・自分を責めなくて済む仕組み
でした。
体験ベースでまとめた記事はこちらです。
▶ ADHD特化・習慣ジャーナリング法の正直レビュー
※ 無理にすすめるものではありません。
あくまで「自分に合いそうかどうか」を判断する材料としてご覧ください。
まとめ|恋愛がうまくいかないあなたは、欠陥があるわけではない
ADHD傾向がある人にとって、
・恋愛になると不安が強くなる
・好きな人に振り回されやすい
・自己嫌悪になりやすい
・関係が長続きしにくい
こうした悩みは、
「性格が悪いから」でも「魅力がないから」でもありません。
多くの場合、
感情の強さに対して、扱い方を教えてもらってこなかっただけ
というケースがほとんどです。
だから、
「私は恋愛に向いていないんだ」
と決めつける必要はありません。
必要なのは、
・自分の特性を知ること
・疲れる恋愛パターンに気づくこと
・自分を削る恋愛をやめること
だと、私は感じています。
もし今、
「どうして恋愛だけうまくいかないんだろう」
と感じているなら、
それはあなたに問題があるのではなく、
あなたの特性に合わない恋愛の仕方を続けてきただけかもしれません。
少なくとも、責め続ける必要はありません。

