ADHDの思考整理方法|頭の中がごちゃごちゃする原因と整える3ステップ

ADHDで思考整理のためにノートを書く様子

ADHDの思考整理方法として、頭の中がごちゃごちゃする原因をほどき、整える3ステップをまとめました。

「頭の中がうるさい」
「やることはあるのに、何から手をつければいいか分からない」

そんな状態が続いていませんか?

ADHD気質があると、
考えが同時にいくつも立ち上がってしまい、
頭の中が整理できなくなることがあります。

・やるべきことが増えすぎて動けない
・考えているうちに別のことが気になってしまう
・一度止まると、何から戻ればいいか分からなくなる

こうした状態は、
意志が弱いからではありません。

多くの場合は、

  • 考える
  • 整理する
  • 行動を決める

この3つが同時に起きてしまっているだけです。

実は思考整理は、
「うまく考えること」よりも 順番を分けること のほうが重要です。

この記事では、

・ADHDで思考が散らかる原因
・頭の中を整理するシンプルな方法
・続かなかった人でも戻れる最低ライン

をまとめました。

もし今、

・考えがまとまらず苦しい
・何から始めればいいか分からない
・「また今日もできなかった」と自分を責めてしまう

と感じているなら、
まずは 1つだけ思考を外に出す方法 から試してみてください。

完璧に整理する必要はありません。
戻ってこれる形を作るだけでも、十分前に進めます。

※ADHDの悩み別(集中・やる気・人間関係など)にまとめて読みたい方はこちら
ADHDで習慣が続かない人へ|ジャーナリング・思考整理のまとめ


目次

ADHDで思考が散らかるのはなぜ?

ADHDの人が思考整理に苦しみやすいのは、
能力が足りないからではありません。

むしろ、

情報処理の量が多すぎる

ことが原因になっている場合が多いです。

たとえば、

・同時に複数のことを考えてしまう
・優先順位を決めるのが苦手
・途中で別の刺激に引っ張られる
・考えながら次のタスクを思いつく

こうした状態が重なると、

思考

思考

思考

と積み上がっていき、
結果として

頭の中がごちゃごちゃした状態

になります。

そしてこの状態で

「ちゃんと整理しよう」
「完璧に考えよう」

とすると、
ほぼ確実に止まります。

思考整理がうまくいかないときは、
方法が合っていないだけというケースがほとんどです。


ADHDの思考整理方法は「順番」で決まる

思考整理が苦しい人の多くは、

考える

整理する

行動を決める

を同時にやろうとしています。

しかしこの3つは、
同時に処理すると脳の負荷がかなり高いです。

そこでおすすめなのが、

順番を固定すること

です。

順番を固定するだけで、
思考整理はかなり楽になります。


ADHDの思考整理方法|整える3ステップ(最小テンプレ)

ここでは、
続かなかった人でも戻れる形として
最小の思考整理テンプレを紹介します。


ステップ1:いまの状態を1行で書く

まずは、
いまの状態を1行で書きます。

・頭が散らかっている
・何から手をつければいいか分からない
・焦っているけど動けない

ここでは
正しく書く必要はありません。

とにかく

外に出すこと

だけでOKです。


ステップ2:詰まっている理由を1つだけ特定する

次に、

「なぜ止まっているのか」

を1つだけ探します。

・タスクが大きすぎる
・完璧にやろうとして止まっている
・そもそも疲れている

ポイントは

理由を1つだけにすること

です。

理由を増やすと、
また思考が散らかります。


ステップ3:「次の一手」を最小まで落とす

最後に

次の一手

を決めます。

ここで重要なのは、

小さすぎるくらいでOK

ということです。

・PCを開くだけ
・5分だけタイマーをかける
・1タスクを3行で分解する
・今日は休むと決める

思考整理の目的は

完璧な計画を作ること

ではなく、

戻れる一歩を作ること

です。

もし「次の一手」までは分かっているのに、
机に向かうと頭が散らかって動けない感覚があるなら、
まずは集中できない原因を知っておくと楽になります。

ADHDで集中できない理由|頭が散らかる正体と責めなくていい考え方


ADHDで「頭の中がごちゃごちゃ」になるときの対処法

思考が散らかっているときは、

整理

より先に

排出

を優先した方がうまくいきます。

おすすめなのは

書き出すこと

です。

書き出すと、

頭の中

に移動するので
脳の負荷が下がります。

私は過去、

・手帳
・ToDoリスト
・習慣アプリ

など色々試しましたが、

書く順番が決まっている方法

に変えてから
思考整理がかなり楽になりました。


ADHDジャーナリングのやり方とレビューはこちら


思考整理が続かない人がつまずくポイント

思考整理が続かない人には、
共通するポイントがあります。

・毎日やろうとする
・完璧に書こうとする
・長く書こうとする

この3つです。

しかし実際には、

思考整理は毎日やる必要はありません。

むしろ大事なのは

戻れる形

を作ることです。

1回できなかっただけで

「もうダメだ」

となる方法は、
ADHDの人にはかなり相性が悪いです。

ADHDでやる気が出ない理由|怠けじゃない原因と動けない日の考え方


思考整理のおすすめ方法|ADHDジャーナリング

もし、思考整理の方法として「書くことで頭を整えるやり方」に興味があるなら、私が実際に試したADHD向けジャーナリングのレビューも参考になると思います。

ADHD特化・習慣ジャーナリング法レビュー

思考整理を続ける方法として
私が一番合っていたのが

ADHD向けジャーナリング

でした。

普通のジャーナリングは

・毎日書く
・継続が大事

という前提が多いですが、

この方法は

・毎日書かなくてOK
・書けた日だけでOK
・書けなかった理由を書くのもOK

という設計です。

つまり

続かなかった人でも戻れる

ように作られています。

詳しいやり方やレビューは、
こちらの記事にまとめています。


ADHD特化・習慣ジャーナリング法レビュー


よくある質問

思考整理はどれくらい時間が必要?

1〜3分でもOKです。

大事なのは

考え続けないこと

です。

紙とスマホ、どちらがいい?

続く方でOKです。

紙の方が整理しやすい人もいれば、
スマホの方が着手しやすい人もいます。

書くことが苦手でもできますか?

1行だけでも大丈夫です。

今日は頭が散らかっている

これだけでも
思考整理は始まっています。


ADHDの悩み・習慣・思考整理まとめはこちら


まとめ|思考整理は「完璧」より「戻れる形」

ADHDの思考整理で一番大事なのは、

完璧に整理すること

ではありません。

大事なのは

戻れる形

を作ることです。

・完璧にできなくてもいい
・1行でもいい
・できない日があってもいい

思考整理は

続けること

よりも

戻ってこれること

の方が大切です。

もし、

・頭の中が散らかって苦しい
・思考整理が続かない
・また失敗するのが怖い

と感じているなら、
まずは 最小の一手 から試してみてください。

また、
思考整理の方法として
私が実際に試したADHD向けジャーナリングのレビューはこちらにまとめています。

ADHD特化・習慣ジャーナリング法レビュー

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